形式 | GIF | JPEG | PNG−8 | PNGー24/32 |
色数 | 最大256色 | フルカラー | 最大256色 | フルカラー |
圧縮方法 | 可逆圧縮 | 非可逆圧縮 | 可逆圧縮 | 可逆圧縮 |
圧縮率 | 中 | 高 | 高 | 低 |
透過機能 | ○ | × | ○ | ○ |
アルファチャンネル | × | × | △ | ○ |
アニメーション | ○ | × | × | × |
JPEG
主に写真を保存する際に用いられる。
24ビット(1670万色)まで扱える。
イラストには不向き。
ファイルサイズを下げると、見た目にも画像の劣化が発生する。
主な用途
写真、グラデーション
特徴
24ビット(1670万色)まで扱うことができる。
グラデーションのように、色調を連続して変化させることができる。
圧縮で画像が劣化する。
不可逆圧縮。
圧縮で捨ててしまったデータは元に戻すことができない。
・JPEG のファイル容量を抑えるには?
コントラストを下げる。
GIF
イラストのような単色で塗り分けた、色のハッキリしたものに向いている。
透過することもできるため、背景を切り抜いた画像を保存できる。
主な用途
256色以上ないロゴ、リンクボタン、アイコン、イラスト、画像文字、アニメーション
最近は、イラストはPNGやSVGで保存することが多くなっており、アニメーションGIFとして利用することが多い。
特徴
アニメーションにできる。
PNG−8に比べやや圧縮率が低い。
透明色の指定ができる。
GIF画像を透明にすると、輪郭のみ表示される。
・GIF のファイル容量を減らすには?
色数を減らすこと。
PNG
写真やイラストにも利用でき、JPEGやGIFのような画像の劣化が見られない。
可逆圧縮。
写真は、JPEGよりもファイルサイズが大きくなることが多い。
画像は、かわいいフリー素材集 いらすとや より利用させて貰いました。
PNG−8
主な用途
アイコン、イラスト、画像文字。
PNGー24/32
主な用途
半透明処理が必要な画像
特徴
フルカラーにすると、JPEG ファイルよりサイズが大きくなる。
圧縮率が高いので、GIF 画像より、10〜30%程度、ファイルサイズが小さくなる。
SVG
SVGは、上記3者が、ラスタ画像なのに対し、ベクター画像である。
したがって、拡大しても、フチが滑らかでギザギザが現れない。
ロゴやアイコン、スマートフォンなど、モバイル用に用いられる。
主な用途
アイコン、ロゴ画像、マルチデバイス用途。
特徴
拡大縮小しても、滑らかなエッジを保持できる。