関連した要素をグルーピングし、そのまとまりを見せ、それ以外の異なる要素を差別化して見せるという事は、レイアウトを考える上で重要なポイントとなる。
法則をもってグルーピングし、法則に反することで差別化する
一定の規則で構成された要素は、関連ある一つのグループとして見る人に受け止められます。
規則に沿って配置された中にあって、規則を逸脱したものがあると、その要素は差別化される。
配置の規則をコントロールすることで、要素同士を関連付けて見せたり、差別化して見せることができる。
さまざまなグルーピングとその差別化
要素を近づけてグルーピングする
要素の位置により、グループの見せ方をコントロールできる。
・要素同士を近づけて配置すると、その要素らは、関連性のあるグループとして捉えられる。
・要素間の空間を空けると、要素同士は関連性の薄いものとして捉えられる。
サイズの違いで差別化する
要素のサイズを変えることでも、特定の要素を差別化できる。
ある要素のサイズを大きくすると、強調され、逆に、サイズを小さくすると、印象が弱くなる。
サイトを媒体に伝えたい情報には強弱があるので、このサイズによる差別化を利用するとよい。
形状や色で差別化、グルーピングする
同じサイズ、規則性を保っていても、要素の形や色が違っていれば、一目で要素を差別化できる。
特に、寒色と暖色、角張った形状と丸みのある形状など、要素の特徴が大きく異なるほど、要素を差強弱をつけて、差別化することができる。
形状が異なる要素でも、色を同じにしたりするなど、要素を構成する他の特徴を揃えることで、関連性を示すこともできる。
参考図書
Webデザインとコーディングのきほんのきほん
この記事を読んだ人はこんな記事にもご興味があるかも
(Visited 522 times, 1 visits today)