余白は、デザイナーらが「けっきょく、よはく。余白を活かしたデザインレイアウトの本」などの本を取り上げることから見られるように、余白を上手に使う事は、レイアウトする上で大切です。
ここでは、そんな余白の上手な使い方をごく簡単に説明します。
余白の大小で印象が決まる
エリア内にどれくらい余白があるかによって、見る者の印象は変わります。
デザインする目的やターゲット層に応じて、余白部分を調整し、レイアウトを決めて行く。
余白の少ないレイアウト
余白が少なく、レイアウト内に文字や写真が占める構成のレイアウト。
余白の少ないレイアウトが与える印象
情報量が多いことが強調される。
余白の少ないレイアウトが適したデザイン
雑誌や新聞、ニュースブログなど情報量の多さを強調したい際のデザイン。
余白部分が大きいレイアウト
余白部分が大きい構成のレイアウト。
余白部分が大きいレイアウトが与える印象
上品で穏やかな印象を与える。
余白部分が大きいレイアウトが適したデザイン
高価な商品、高級感を持たせたいブランドのデザイン。
余白を活用したレイアウト
余白でグルーピングする
要素間の余白部分が小さく、要素が近接していると、ユーザーは、その要素らが、内容的に関係があるものとして受け取る。
逆に、要素間の余白部分が大きく、要素が離れた位置にあると、その要素らは、互いに無関係なものとして受け取る。
視線を誘導する
余白は、また、視線を誘導させることができる。
デザインの整列の法則にも関わるが、要素を揃え、縦方向に余白を作ると、ユーザーに、縦方向への視線を導くことができる。
参考書籍
Webデザインとコーディングのきほんのきほん
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