色相環を活用して色を選ぶ
デザインの印象は、用いられている色の印象だけでなく、どのような組み合わせの色を使っているかによって、大きく、見ているものの印象が異なる。
ここでは、色相環を利用した色をピックアップする方法を説明します。
類似色で組み合わせる
類似色とは?
色相環上で近くに配置されている色。
類似色は、色相の変化が少なく、類似色をピックアップして組み合わせると、自然な色の組み合わせとなる。
類似色は、違和感なく受け入れられるが、変化が少ないことから、画面が退屈になりやすいデメリットがある。
補色で組み合わせる
補色とは?
色相環上で対角線にある色。
補色は、互いを引き立て合う性質がある。
配色設計
いずれかの色をメインに使い、補色をアクセントカラーに利用すると、全体を引き締め、画面に緊張感を与えることができる。
色相環の角度から組み合わせる
色相環上の等間隔にある色を選び出す方法がある。
色相の変化の割合が等しいため、バランスの取れた配色となる。
テトラード
色相環を4等分して選択した色。
トライアド
色相環を3等分して選択した色。
彩度、明度を揃えて、同じトーンで組み合わせる
トーンを揃えて配色することで、トーンが持つ共通のイメージを表現することができる。
使用する色の面積で印象が変わる
同じ色を使っていても、その使用する色の面積で大きく、印象は変わる。
配色設計
色の組み合わせを考える際は、どの色をどれくらいの面積で使うか、それぞれの色をどれくらいの割合にするかも考えておく必要がある。
<参考書籍>
Webデザインとコーディングのきほんのきほん
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